過払い金の支払い

過払い金とは、金融業者やカード会社からの借入やキャッシングにおいて、支払った利息のうち、法律の定める上限を超えた部分を言います。例えば、利息制限法で20%の金利を年間で請求して良いのは、借入額が10万円に満たない時の場合になります。このケースで年利20%を超える利率で利息を支払っていた場合、返還請求ができ、金融業者はこれに応じなければなりません。返還請求の期限は10年です。既に完済している場合は過払い金が返還され、現在も返済中の借入については、上限金利で引き直し計算(再計算)されます。まずは、過去に遡って借入やキャッシングの契約を見直してみる必要があり、過払い金に該当する契約があれば、弁護士などの専門家に相談するなど、対応を検討する必要があります。

過払い金を金融業者に返還請求する場合、借主本人が行なうことも可能ですが、弁護士や司法書士に相談して依頼する方が確実です。 理由の1つは、過去の事例から、借主本人が開示請求する時でさえも時間がかかる場合があります。 さらに、時効となる10年前後に結ばれた契約や、「追加融資」などの複雑な契約形態の場合など、借主本人では法的要件と照らして交渉することが困難になります。 弁護士等に相談して依頼した場合、これらの問題は解消され、また、借主本人が金融業者と対面する必要もありません。 なお、弁護士等に依頼した場合の費用ですが、相談自体は無料の場合が多く、過払い金が返還された場合は、その15%から20%を成功報酬として支払うのが相場です。